不公平その2

誰だって早くなりたいし、お金はほしいだろう。遅い奴、お金がない奴に限って、別に早くなくてもいい、走るのが楽しいんだよ、いやーたくさんあると大変だし、私はお金で生きてないと言うけど、なりたくても持ちたくても、なれない持てない奴はすでにそう決まっているのだ。そんな生まれながらの不公平はすでにある、なるようにしかならない、人の人生なんて。どんなに努力しても無理だというのが最近わかってきたのだ俺も。まあ、おかげでそれで悩まずにすみ、楽になったけどね。
音楽もそう、生まれてこの方音痴と言われ続けてきた、特別の音痴なのだ。それがちょっと前ギターを電子音叉で調律し、爪弾きながら歌っていたのだ、音程不確かに、その時たまたま俺の音程とギターと一瞬だけど合った瞬間があったのだ、その時胸がきゅうーんとしてすごい心地が良かった。で、しばらくすると思ったのだ。  
絶対音感を持っていると言われる人たちはこんな心地よさをいつも味わっているのではないかとすごくうらやましくなった。俺はたまたま奇跡的に出会っただけで二度とないとおもう。
 こんなに温暖化の危険性が言われながらも 現実は今日、明日の目先しか見えず世の中は動くのだ。やめたいと思いつつ、きっとなるようにしかならんのだ。
なら、なるようにしかならないという「事」を客観的に見る事が出来て、突き詰めていけると、さあ、ならどうするという心持が生まれてくるはずだ。そう、次には能動的に動くはずなのだ、それもなるようになるということだ。これを素直に聞く人、ばかばかしいと思った方、途中で読みやめている人、あるいはまったく縁がなかった人、これ又生まれながらのことであるので無理をしないで又書くさ。