長生きを望むのは迷惑か

 朝食は必ず食べなくてはいけない、又腹8分が体にいいとよく言われますが、腹6分ぐらいでいい、朝食は食べなくていいと言う人がいる。 
 西式健康法を継ぐ甲田光雄という医者である。
 過食の人が多い、しかも体に合う食べ物でなく、肉、加工食品など体に合わないものばかりを食べている、簡単にいうと胃の消化能力にあった量を、しかも体に合うもの(玄米菜食しかも有機栽培のものが一番いいと言う)を食べようと書いてあった。1日2食にして、朝を抜き、半断食で老廃物を出し切り(老廃物を対外に排泄する最も良い手段が空腹であるという)、お昼を食べ、夕食は7,8時頃には終えて、寝る前には食べない、というやり方がやりやすいのではないかという。
 
 2年前タバコをやめて体重が増えた時(10キロ増えた)から試みているが、慣れてくると、腹の張り具合もなくなり、朝から体が軽く調子もいい。腹もへこんだ。
 この半断食で気管支喘息も治るというので、軽いけど喘息である俺はひそかに期待しているのだ。何しろ老後の健康は重要だ。 若い頃は死ぬ時は死ぬさなどと言って不規則、暴飲暴食、喫煙、しかし体が少し変調してくると自分で世話するしかなくなるのだ。年取って、壊してわかる健康の大切さ、ここまできたらもう少し長生きしたいと臆面もなく思うし、でも人にはなかなか言えないのだ、これが。

 今は朝飯を用意して食べる手間がなくなり時間的にも楽。朝はゆったり番茶を飲んでいる。