ロス、移民守る基金設立へ

米ロサンゼルス市などは不法滞在の移民を国外退去から守るため、3月にも1千万ドル(11億3千万円)の基金を立ち上げる、と22日の朝日に載っていた。
裁判を受ける不法移民の3分の2以上は弁護士がつかない。費用を払えないためだ。貧困や麻薬組織の暴力などから逃れて米国に入国する女性や子供が弁護士なしで法廷に立つこともあるという。そこでロス市、ロス郡、民間財団が資金を出し合って基金を設立し、移民税関捜査局に捕まった不法滞在者の弁護士費用に充てることにした。弁護士がつけば裁判に勝てる可能性が5倍になるという。

トランプ大統領は先月、こうした自治体が移民を取り締まる当局に協力しないなら政府の補助金を打ち切るとした、こうした不法移民対策強化に対抗する姿勢を打ち出したのだ。又ロス市は合法的に住むメキシコ移民が米国の市民権を取るための費用を貸し付ける制度も検討中だという。

トランプ政権が出した、先日の移民入国禁止令に対しても裁判所がそれをやめさせる決定をする、、、アメリカのこれら自主的な行為、行使、発言、すごい、感動します。

日本の裁判所の自主性のなさに失望します。「的なことは口を出さない、政府の決定が正しい」とはよく言ったものだ。日本の裁判所は日本政府やアメリカの顔色を伺いながら判決を出す。一審で理想的な判決が出ても上級審で取り消す。
最後に頼るのは裁判所のはずなのに、政府の下部組織に期待するものがない。

以上新聞を見ての覚書、意見。